サービス過剰

サービス過剰

美容室へ行くのが好き、という人の多くは、美容室へ行く事に対して髪を切ることの他にも楽しみを見出す事が出来る人だと思うんですね。美容師さんと話をするのが好き、普段の生活では考えられないぐらい自分を大切にしてもらっている感じがするのが好きだ、などと非日常的な雰囲気を楽しむ事が出来る人が多いような気がします。それに対してそういう事にはあまり興味が無い、美容室に求めているのは単純に髪をキレイにしてもらう事だけだ、という人もいます。もちろんそれは普通の考え方ですし、過剰なサービスをしてくれるぐらいなら、料金が安い方が良いし、時間だってお茶を飲む時間があるぐらいならその分早く終わらせてほしい、と思う人がいても不思議はありません。ですが美容室が他店との差別化や競合のために、多種多様なサービスを導入するようになってからは、そういうシンプルな考え方をしているお客さんにとっては、あまりにも髪を切ること以外の所での関わりが多くなってしまって、居心地の悪い美容室になってしまった所が多いのかもしれません。もちろんそういう人たちはそんなサービスをしていないような美容室を探していけばよいわけですが、サービス過剰以外の所では今の担当美容師の仕事ぶりを気に入っている場合には困ってしまいますよね。色々なサービスをする美容室がどんどんと出てくる中で、それでも町の片隅にあるような個人経営の美容室も変わらず営業している所がありますよね。実際にそういう美容室もお客さんが来なくてはやっていけないわけですから、定期的に訪れてくるいわゆる常連さんがいるから成り立っているものだと思われます。そういう個人の美容室に通うお客さんと言うのは、年配客だろう、と決めつける人もいるかもしれませんが、案外と若い人たちでもその様な美容室の方が好きだ、という人もいるようです。それは最近の美容室と比べるとそういう美容室の方がシンプルで、余計なサービスが無いので、その分自分も美容師やスタッフに対して気を遣わなくても良いのだ、という事があるようです。ひっきりなしに話しかけてくるような美容師でもないので、疲れているときには少々居眠りをしてしまっても大丈夫ですし、いそがしい、と言えばそれなりに早く仕事をしてくれるような融通の利く感じも有ります。つまりあッとホームと言うか落ち着きがあるのだと思います。若い頃にはイケメンのカリスマ美容師に切ってもらう事に憧れるような事があっても、いつまでも若くいられるわけではありませんし、年齢と共に自分に合う落ち着きのある美容室を選ぶ人が多くなるようですね。目白の美容院