お客に対する親の態度

お客に対する親の態度

美容師と言うのはサービス業でもあります。親が美容師である場合、どこかの美容室へ勤務している人ではなく、自宅を美容室としている親ならば、子ども達はその働きぶりを間近で見ることになるでしょう。美容師である親を誇らしく思う事もあるかもしれませんが、サービス業である美容師をしていれば、親がお客さんにやたらと頭を下げている様子も見てしまう事も有るかもしれませんね。特に最近はかつての美容室とは違って、お客様に対して低姿勢である美容室の方が多いような気がします。ですからお客さんの中にはわがままだったり態度がおおきかったりするようなお客さんも少なくありません。そういうお客さんであっても頭を下げていたり、理不尽な事を言われても笑顔で対応している親の姿を見る、というのはおそらく子どもながらに辛かったり、腹立たしかったりしたりするのではないでしょうか。そういう親の事をふがいない、と思ってしまったりもするかもしれません。親がどういう美容師であるか、という事でその子供にとっては美容師のイメージが違ってくるかもしれません。美容師のあり方もその人によって様々です。カリスマ美容師、と呼ばれるような時代にうまく乗った美容師もいれば、むかしながらの職人気質の美容師もいるものです。親が美容師であるならば、幼いころから当然のように親に髪を切ってもらう事になっているのではないでしょうか。例え親が美容師ではなくても小器用な親なら子どもの髪をカットする人はいますよね。自宅が美容室であるならば尚更です。自宅の美容室で親が手が空いているときにカットしてもらうのが当たり前だったのではないでしょうか。ですらこの習慣は美容師の子供にとっては色々な葛藤の原因にもなるようです。まだそんなに自分のヘアスタイルの好みなどが無い様な幼い頃なら、わざわざ知らない美容師にカットしてもらうよりは、自分の親に切ってもらう方が嬉しかったかもしれませんが、そのうちに自分でなりたいヘアスタイルが出来てくるようになると、親がさせたいスタイルと子供がなりたいスタイルが違ってくるようになります。それは当然のことなのですが、子どもが自分のカットに満足しなくなった、と親は感じてしまうかもしれませんし、子どもの方はいつまでも美容師だからと言ってヘアスタイルを思い通りにさせてくれない親に対して反抗してしまうかもしれませんね。そもそも美容師であったとしても「親に髪をカットしてもらっている」というのは反抗期の頃には「恥ずかしい」とさえ思ってしまうかもしれませんね。ヘアカタログ